AndroidでSIMロック解除して他社へ乗り換えるのはおすすめしない理由

iPhoneとAndroidで異なるバンドの仕様

今使っているスマホのまま他社へ乗り換えるなら、SIMロックを解除すれば良いんでしょ?

これは半分正解で半分不正解です。不正解というよりしっかりと注意点を把握しておく必要があります。

本記事では「AndroidでSIMロック解除して他社へ乗り換えるのはおすすめしない理由」について書いていきます。

意外と知らない人が多いのでぜひ最後まで読んでください

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目次

なぜSIMロックを解除するのか?

今使っているスマホのまま他社へ乗り換える場合「SIMロックの解除」が必要です。

SIMロックとは?を簡単に解説すると以下のとおり。

SIMロックとは
  • キャリアで販売されているスマホは「SIMロック」がかかっている
  • 他社のSIMカードを使うことができない

つまり、SIMロックの状態で他社へ乗り換えても乗り換え先のSIMカードを使うことができません。これではせっかく他社へ乗り換えても意味がありませんよね。今使っているスマホのまま他社へ乗り換えるなら必ずSIMロックを解除しておきましょう。

SIMロックさえ解除してしまえば他社のSIMカードを使うことができます

SIMロックを解除すれば他社のSIMを使えるが・・・

ここからが本題です。たしかにSIMロックさえ解除すれば他社のSIMカードを使うことができるようになります。

しかし、SIMロックを解除して他社へ乗り換えても快適に使うことができるのは「iPhoneユーザー」だけです。

残念ながらAndroidユーザーの場合は、たとえSIMロックを解除して他社へ乗り換えたとしても乗り換え先で快適にスマホを使えるか?というと微妙です。正直おすすめしません。

携帯会社にはそれぞれ異なるバンドを持っている

Wi-Fi以外の場所でスマホを触ると「4G」や「5G」と表示されますよね。

これは自分のスマホに入っているSIMカードと同じ携帯会社の電波を拾っているおかげで、4Gや5G回線で通話やネットを利用することができています。電波の入らないところに行けば「圏外」になりますよね。

この電波には周波数帯(バンド)というのがあり、携帯会社によって扱っているバンドが異なります。

バンドドコモドコモauauソフトバンク
ソフトバンク
楽天モバイル楽天モバイル
バンド1
バンド3
バンド8
バンド11
バンド18
バンド19
バンド21
バンド26
バンド28
バンド41
バンド42
大手キャリアの対応バンド

上の表は、携帯会社(大手キャリア4社)が扱っている周波数帯(バンド)です。

携帯会社によって扱っているバンドがバラバラなことがお分かり頂けるかと思います。ちなみにバンドによって、電波の性質が少し異なります。携帯会社は様々なバンドを上手く扱ってユーザーが快適に電波を使えるようにしています。

スマホの機種によって扱えるバンドが異なる

例えば、実際には存在しないスマホですがイメージしやすく解説しますと、「A-01」というスマホがあったとします。

この「A-01」は「バンド19・21」だけを扱える場合、上の表と照らし合わせるとバンド19・21を取り扱っているのはドコモだけです。ドコモでこのスマホを使っていた人がSIMロックを解除して他社へ乗り換えた場合どうなるのか?

他の3社は「バンド19・21」を取り扱っていないので、乗り換えても圏外になります。

SIMロックを解除したのに他社で使えない!ってことが起きます

つまり何が言いたいのかと言いますと、SIMロックを解除すれば他社へ乗り換えても使える!というわけではなく、今使っているスマホが乗り換え先のバンドに対応しているのか?がとても重要になります。

SIMロックされたAndroidスマホはバンドも制限されている

SIMロックされたAndroidスマホ = 携帯会社から購入したということになるのですが、携帯会社で販売されているスマホは自社のバンドに特化させて販売しています。

例えばAndroidのスマホがあったとして、そのスマホをドコモが販売する場合はドコモのバンドに特化、auが販売する場合はauのバンドに特化させた特別な仕様で販売しています。

つまり何が言いたいのかと言いますと

SIMロックされているAndroidのスマホはバンド自体も制限されている

ということです。そして、このバンドの仕様はSIMロックを解除しても意味がありません。

ここ重要です

1つ誤解を解いておきたいのは、SIMロックを解除して他社へ乗り換えても全く使えないということは起きません。

先ほど「自社のバンドに特化させている」と説明しましたが、バンド3のような4社全てが扱っているバンドもあるようにいくつかバンドにも共通点があるので、そのバンドを使うことができるからです。

ただし、一部のバンドには対応していないということが起きるので「電波に繋がりにくい」「通信が安定しない」といったことが起きるでしょう。

iPhoneの場合は関係なし

ちなみにこのバンドの制限は「iPhone」には全く関係ない話になります。

iPhoneは「Apple」が販売するSIMフリー版と大手キャリアが販売するSIMロック版に違いがないため、大手キャリアでiPhoneを購入した場合でもSIMロックさえ解除すれば他社のバンドを快適に使うことができます。

iPhoneユーザーは気にせずSIMロックを解除して他社へ乗り換えてどうぞ

【結論】AndroidスマホのSIMロックを解除して乗り換えには注意

もし、今使っているAndroidのスマホのSIMロックを解除して他社へ乗り換えようとしている方は注意。

事前に自分が使っているスマホの対応バンドを確認するか、乗り換え先でスマホを購入することをおすすめします。

それか、最初からSIMフリー版のAndroidスマホを購入することをおすすめします。SIMフリー版のAndroidスマホであれば、基本的に国内のバンドには全て対応しています。SIMフリー版であれば今使っているスマホのまま他社へ乗り換えても、乗り換え先のバンドを上手く扱うことができるので快適に電波に繋がるでしょう。

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